めっきの際、通電させないでニッケル皮膜を得るめっきの方法で、より優れた表面処理効果をもたらします。
厳格に管理されためっき液層に素材を入れておきますと、還元作用でニッケル合金(ニッケル9割:リン1割)が化学的に析出され、密着性の強い皮膜が形成されます。
電気ニッケルめっき法と比べますと、複雑な形状、内径部に対しても、均一しためっきの付きまわりが、大きな特長です。
その上、耐食性・表面硬度・耐摩耗性も向上しますので工業的な用途での高性能、高品質に応えるめっき方法です。
しかも様々な素材に対応できます。(鉄鋼類、銅合金類)